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腰痛やぎっくり腰になってしまった!整形外科と整骨院/接骨院のどちらに行くべき? | 本厚木交通事故・むちうち治療専門院 薮下整骨院

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腰痛やぎっくり腰になってしまった!整形外科と整骨院/接骨院のどちらに行くべき?

2024.10.24 | Category: 痛みの原因/解決,

これまで、一度は腰痛やぎっくり腰に悩まされた人も多いのではないでしょうか。
突然の痛みに戸惑い、病院に行くといっても何科にかかれば良いのか悩むこともあるかもしれません。
この記事では、整形外科と整骨院の違いや、症状に応じた適切な選択肢について解説します。
また、整形外科と整骨院両方に通った方が良いケースやぎっくり腰の治療法についても触れながらどちらを選ぶべきか具体的に紹介していきます。

 

目次
  •  

    • 整形外科と整骨院の違いを知ろう

      整形外科と整骨院の違いは、治療方針やアプローチ方法です。
      いずれも体の痛みや不調に対応する医療機関ですが、症状によって最適な選択が異なります。
      ここでは整形外科と整骨院の特徴を比較し、それぞれのメリットを解説していきます。
      それぞれ詳しくみていきましょう。

      整形外科の特徴とメリット

      整形外科は、骨や関節、筋肉、神経といった体の運動機能に関わる疾患を専門に診断・治療する医療機関です。
      腰痛やぎっくり腰、膝の痛み、ヘルニア、腱鞘炎などの幅広い症状に対応しています。
      特にぎっくり腰やヘルニアなどで痛みがひどくなった場合は正確な診断と治療が必要になることが多く、整形外科の診察が必要になります。

      整形外科にかかるメリットは、レントゲンやMRIなどの画像診断を活用して、問題の正確な原因を特定できる点です。
      例えば椎間板ヘルニアが原因で腰痛が発生している場合、整形外科ならレントゲンを用いて迅速に診断ができ、必要に応じて薬物療法や手術を提案することができます。

      また膝の痛みや肩こり、腱鞘炎といった慢性的な症状に対しても、理学療法やリハビリテーションを含めた包括的な治療ができます。
      特にヘルニアなど痛みが神経に関連している場合は、専門的なアプローチが求められるでしょう。
      整形外科では、必要に応じて注射や手術といった医療処置を行うこともできるため、症状が重症化した場合や長期的なケアが必要な場合に適しています。

      薬物療法と手術の選択肢

      整形外科では、痛みや症状に対して痛み止めや消炎鎮痛剤を処方することで改善を図ります。
      さらに重度のヘルニアや骨折の場合は、手術を行うこともあります。
      投薬と手術の両面からアプローチができるのは、整形外科のメリットともいえます。

      整骨院(接骨院)の特徴とメリット

      一方、整骨院(接骨院)は、骨や筋肉、関節に関連する軽度な痛みや不調を、手技療法(マッサージなど)で改善することを専門としています。
      腰の痛みやぎっくり腰に対しても、投薬や外科治療ではなく自然治癒力を高めるための施術が行われ、体のバランスを整えることで症状を緩和していきます。
      整骨院の治療は骨折や脱臼、捻挫、打撲などの外傷にも対応でき、保険適用となることが多いです。

      整骨院の大きなメリットは、柔道整復師という国家資格を持つ専門家が、手技を中心にした治療を行える点です。
      例えば腰の痛みが筋肉の緊張や姿勢の乱れからくるものであれば、整骨院での施術により、筋肉をほぐして体のバランスを整えることができるでしょう。

      ぎっくり腰や肩こりに対する施術

      整骨院では、ぎっくり腰に対しては電気療法やマッサージ、ストレッチなどの非侵襲的な(皮膚を切らない)治療を行うことが多いです。
      また、慢性的な肩こりに対しても、基本的には筋肉のコリをほぐす手技療法を中心に行います。
      他にも、整骨院では日常生活での姿勢改善やストレッチ指導も行われています。
      一時的な痛みに対する処置だけでなく、再発防止に向けた支援も行っているのが特徴です。

       

      症状別に見る整形外科と整骨院の選び方

      近年、パソコン仕事が増えた影響で、腰痛や肩こりなどの症状に悩む人が増え続けています。
      症状に応じた適切な医療機関を選ぶことで、早期の症状改善や完治につながるかもしれません。
      特に整形外科と整骨院はそれぞれ異なるアプローチで治療を行うため、どちらを選ぶべきかを理解しておくことは重要です。
      次は、症状別に整形外科と整骨院の選び方を詳しくみていきましょう。

      しびれを伴う腰痛(ヘルニアなど)の場合

      腰の痛みとともに足にしびれが出る場合、最も疑われる傾向にあるのが椎間板ヘルニアです。
      椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板が外に飛び出して神経を圧迫することで、痛みやしびれが生じる状態を指します。
      腰や背中、首などの痛みやしびれといった症状がある場合、まずは整形外科を受診することをおすすめします。

      整形外科では、レントゲンやMRIを使って飛び出した椎間板が神経をどの程度圧迫しているか確認し、診断を行います。
      ヘルニアの治療方法は、薬物療法や理学療法、症状の度合いによっては手術が必要になることもあります。
      またヘルニアによる痛みやしびれは自然治癒が難しく、放置すると悪化することも多いため、早期に整形外科での診察を受けることが大切です。

      また整骨院でも軽度の椎間板ヘルニアに対しては、骨格の調整や筋肉の緊張をほぐす施術が行われます。
      しかし強いしびれや痛みがある場合は、整形外科での診察と治療を行うと良いでしょう。

      急な腰痛、ぎっくり腰の場合

      突然の強い腰の痛み、いわゆる「ぎっくり腰」は、多くの人が一度は経験する可能性があります。
      ぎっくり腰は、整骨院でも整形外科でも治療が可能ですが、痛みの程度や症状の状況に応じ、どちらを選ぶかが変わります。

      ぎっくり腰は、筋肉の緊張や捻挫により筋肉や靭帯の損傷が起こり、発生する傾向にあります。
      筋肉の緊張や捻挫の場合、整骨院での治療は非常に効果的です。
      整骨院では手技療法を用いて筋肉の緊張をほぐし、血流を促進させる施術が行われますが、電気療法や温熱療法を併用することもあり、痛みの緩和に即効性が期待できます。

      ただしぎっくり腰の痛みが強すぎて動けない場合や、骨や神経に関連する問題が疑われる場合は、整形外科での診断を受ける必要があります。
      レントゲンやMRIを用いて骨や神経に異常がないかを確認し、必要に応じて痛み止めや消炎剤の処方を受けましょう。
      またぎっくり腰の痛みが改善しない場合や繰り返す場合は、整形外科での診察をおすすめします。

      慢性的な腰痛、肩こりの場合

      長期的に続く腰痛や肩こりに悩んでいる場合、その原因はさまざまです。
      例えば筋肉の緊張や姿勢の悪さ、運動不足などが考えられます。
      腰痛や肩こりなどの慢性的な症状に対しては、整骨院を受診すると良いかもしれません。

      整骨院では、骨格や筋肉のバランスを整える手技療法やストレッチを行います。
      また物理療法を用いて、慢性的な腰痛や肩こりを改善します。
      慢性的な腰痛や肩こりは普段の姿勢や動作が原因で発症することが多いため、正しい姿勢や生活習慣の改善指導も行われることが多いです。
      特に、デスクワークが原因の肩こりや腰痛は、定期的に整骨院でマッサージを受けることで改善するかもしれません。

      一方、慢性的な腰痛や肩こりの原因がわからなかったり、痛みが強くなったりする場合は、整形外科での診察が必要です。
      整形外科では痛みの根本的な原因を特定し、必要に応じて薬物療法や理学療法、リハビリテーションを通じて症状を改善を目指します。
      また整形外科の専門的な治療は、慢性的な症状が悪化するのを防ぎ、症状の長期管理に役立つでしょう。

       

      整形外科と整骨院の併用が可能なケース

      整形外科と整骨院は、腰痛や膝の痛み、肩こりなどに対する治療でそれぞれ異なるアプローチを提供します。
      異なるアプローチを併用することで、より効果的に治療が行える場合もあります。
      例えばぎっくり腰や慢性的な腰の痛みを抱えている場合は、整形外科で診断と薬物療法を受けつつ整骨院で手技療法や筋肉調整を行うことで、より早い回復が期待できるかもしれません。
      特に整形外科では薬や理学療法による治療が中心ですが、整骨院では体のバランスを整える施術を得意とします。
      整形外科と整骨院の良いとこどりにより、症状の根本的な改善が期待できるかもしれません。

      併用が認められないケースとは?

      整形外科と整骨院の併用が認められないケースも存在します。
      例えば、同一の症状に対して両方の施設で保険診療の診察を同時に受けることはできません。
      ぎっくり腰やヘルニアなど、特定の症状に対する治療を整形外科で保険適用で受けている場合、同じ症状に対して整骨院で保険を適用した治療を受けることはできません。
      この場合は、どちらかを自己負担での治療する必要があります。
      症状が急性の場合や手術が必要なケースでは、整形外科での治療が優先されるのが一般的です。

       

      ぎっくり腰の治療法を比較

      ぎっくり腰が発症した場合、整形外科と整骨院のどちらで治療を受けるべきか迷う方も多いかもしれません。
      整形外科と整骨院では、それぞれ異なる治療アプローチが取られており、症状の改善方法も異なります。

      続いては、ぎっくり腰に対する整形外科と整骨院での治療法を比較し、それぞれのメリットと適したケースについて詳しく解説します。それぞれみていきましょう。

      整形外科でのぎっくり腰治療

      整形外科でのぎっくり腰治療は、主に正確な診断に基づいた治療が行われます。
      まずレントゲンやMRIなどの画像検査を行い、骨や椎間板に異常がないかを確認します。
      その後、画像検査の結果や触診をもとに診断します。

      整形外科でのぎっくり腰の治療は、薬物療法が中心です。
      特に痛みが強い場合は、鎮痛剤や消炎鎮痛剤が処方され、炎症を抑えることで痛みの軽減を図ります。
      また必要に応じて筋弛緩薬も使用されます。
      筋弛緩薬で筋肉の緊張を和らげることで、腰の負担を軽減できます。
      重度のぎっくり腰の場合や腰椎ヘルニアが関与している場合には、ブロック注射やリハビリテーションを併用することもあります。

      整形外科で行う治療のメリットは、正確な診断とともに痛みを早期に和らげるための即効性のある治療が行える点です。
      また長期的に症状が続く場合でも、薬物療法や理学療法、場合によりは手術も視野に入れながら治療計画を立てることができます。
      軽度~重度の症状まで対応できるのが強みです。

      整骨院でのぎっくり腰治療

      一方、整骨院(接骨院)でのぎっくり腰治療は、手技療法のアプローチが中心です。
      ぎっくり腰の多くは筋肉や靭帯の緊張が原因となるため、整骨院ではその緊張をほぐすための施術が行われます。
      また整骨院では、電気療法や温熱療法なども用いられることがあります。
      筋肉の緊張を緩和し血流を促進することで、患部の回復を早めることができるでしょう。
      ちなみにぎっくり腰は急性の痛みがあるため、初期の段階では冷やすことが重要です。
      しかし痛みが和らいできた段階では、温めることで筋肉の緊張をさらに緩和させることが可能。
      患部を冷却してから温めることでぎっくり腰の再発を防ぐ効果が期待できます。

      整骨院で行う治療のメリットは、薬に頼らず自然な形で回復を促す点にあります。
      また日常生活での姿勢指導やストレッチ方法の指導も受けられるため、再発防止にも役立ちます。
      特に、ぎっくり腰が筋肉や姿勢が原因で発生している場合、整骨院での治療は非常に効果的です。

       

      整骨院の正しい選び方

      整骨院を選ぶ際は、自分に合った適切な治療を受けられる点に留意して選ぶことが大切です。
      しかし整骨院は全国に多く存在し、それぞれが異なる治療方針やサービスを提供しています。
      腰痛やぎっくり腰、膝の痛み、肩こりなどで整骨院を利用する際は、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが、適切な選択につながります。

      次は、整骨院の選び方について料金体系や口コミ、整体による解決法に着目しながら詳しく解説します。それぞれみていきましょう。

      料金体系の確認

      整骨院を選ぶ際は、料金体系の確認が大切です。
      多くの整骨院では保険適用と自由診療の両方が提供されていますが、症状や治療内容によって料金が異なる場合があります。
      たとえばぎっくり腰や肩こりに対する治療では、保険が適用される場合と適用されない場合に大きな費用差が生じます。
      受診する前に保険適用の範囲や自己負担額がどのくらいになるのかを確認しておくことで、安心して診療を受けられるかもしれません。

      また特別な治療法や施術が提供される場合は、追加料金が発生することもあります。
      例えば電気治療や特殊なストレッチ、整体を併用するなどの際には、料金が割り増しになることもあるでしょう。
      適切な料金設定がされているかどうかは、整骨院選びの一つの指標となるため、整骨院のホームページなどを確認しながらチェックしておくことをおすすめします。

      丁寧なヒアリングと施術説明

      整骨院を選ぶ際は、丁寧なヒアリングと施術説明が行われているかどうかを確認するのも大切。
      特に初めて来院する際には、患者の症状や痛みの原因、生活習慣などを詳しくヒアリングしてくれるかどうかが重要です。
      ぎっくり腰や慢性的な腰痛、膝の痛み、肩こりなど、症状の原因は人それぞれ異なるため、患者の状態を理解しようとする姿勢が大切です。

      また施術に入る前に「どのような治療を行うのか」「どのくらいの期間で改善が見込まれるのか」といった説明が十分に行われるかも、重要なポイントです。
      整骨院では手技療法や電気治療、整体などさまざまな方法が用いられますが、何をされているのかわからないと、不安を抱いたまま治療を受けることになります。
      施術方針や治療法などしっかりとした説明がある整骨院は、信頼できるかもしれません。

      口コミや評判の確認

      整骨院を選ぶ際は、口コミや評判の確認も非常に大切です。
      実際にその整骨院で治療を受けた患者の声を参考にすることで「どのような治療が提供されているか」「どれくらいの効果があったか」などを知ることができるでしょう。
      特にぎっくり腰や肩こり、腰痛など、慢性的な症状に対する治療については治療の即効性や施術の質が評判に反映されやすい傾向にあります。

      口コミを確認する際は、インターネット上のレビューサイトやSNSを活用すると良いでしょう。
      地域に密着した整骨院は、患者とのコミュニケーションを大切にしていることが多いです。
      そのため、口コミで評判の良い整骨院はしっかりとした施術や丁寧な対応が期待できるかもしれません。
      もちろん口コミだけでなく実際に足を運んで確認することも大切ですが、事前に評判を確認しておくことが不安を減らし、自分に合った整骨院を選ぶ手助けになるでしょう。

      整体による早期の解決法

      整骨院を選ぶ際には、整体による早期の解決法を提供しているかどうかも注目した方が良いポイントです。
      整体は骨格の歪みや筋肉のバランスを整えることで体全体の調子を改善する治療方法であり、腰の痛みや肩こり、ぎっくり腰などの症状に対して効果的です。

      また整体を通じて体全体のバランスを整えることは、日常生活での姿勢や動作の改善にもつながります。
      多くの腰痛や肩こりは長時間のデスクワークや姿勢の悪さに起因しているため、整体によるアプローチを取り入れることで、症状の根本的な改善が見込めるでしょう。
      整骨院で整体が施術メニューに含まれている場合、早期に症状を解消したい方には大きなメリットとなるかもしれません。

       

      まとめ

      腰痛やぎっくり腰になってしまった際、症状や治療方法により整形外科を受診するのか、整骨院/接骨院を受診するかが変わります。
      あまりにも患部が痛む際や、少しでも「いつもと違う」と感じることがあれば、整形外科を受診することをおすすめします。

      しかし慢性的な痛みや、切らない治療を希望する場合は、整骨院/接骨院の受診がおすすめです。
      本厚木交通事故・むちうち治療専門の薮下整骨院では、慢性的な痛みから交通事故の後遺症までさまざまな症例に対応しています。
      腰痛・ぎっくり腰や肩こりについて少しでも気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。