腱鞘炎の湿布の貼り方大解説!これであなたは悩まない!
ピアノの演奏やラケットのスポーツなどでよく発生する腱鞘炎は、一度なると再発しやすいため、注意が必要です。
適切に湿布を貼るなどの対応が求められるでしょう。
しかし、湿布の選び方や貼り方がわからない人もいるのではないでしょうか?
そこで、この記事では腱鞘炎に適した湿布の選び方、部位別の湿布の貼り方、肩やその他の関節の腱鞘炎の対策、湿布を効果的に使うためのポイント、腱鞘炎による痛みの総合対策について詳しく解説します。
腱鞘炎の湿布の貼り方について知りたい方は、
ぜひ参考にしてみてください。
目次
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腱鞘炎に適した湿布の選び方
まずは、腱鞘炎に適した湿布の選び方について見ていきましょう。
温湿布と冷湿布:どちらを選ぶべきか
湿布には温湿布と冷湿布といった種類があり、それぞれ異なる効果があります。
湿布の貼り方についても適切な選択をすることが痛みを抑えるコツで、腱鞘炎の状態や症状によって使い分けることがポイントです。
親指や人差し指の辺りが腫れている急性期には冷湿布が効果的で、炎症を和らげる働きをします。
逆に、慢性化して患部が冷えを感じるようであれば、血行を促進する効果が期待できる温湿布を使用するのが良いです。
肩や肘の腱鞘炎の場合は、他の湿布を利用するのも効果的と言えます。
無臭性で伸縮性がある湿布の特徴
湿布にはさまざまな種類がありますが、腱鞘炎に使用する場合は無臭性で伸縮性に優れたものを選ぶと良いでしょう。
無臭性であれば日常生活でもストレスなく使え、他人に気兼ねすることなく職場や公共の場所でも使いやすいです。
また、伸縮性があれば手首や指などの可動部位にもしっかりフィットしやすく、動作もスムーズになります。
特に小指や手のひらにフィットする湿布は快適さの面で選びやすいので、使用する部位ごとに選ぶのも良いのではないでしょうか。腱鞘炎の治療を重視する場合は、専用のサポーターを併用するのも良いでしょう。
部位別の湿布の貼り方
次に、部位別の湿布の貼り方について見ていきましょう。
手首の腱鞘炎に最適な湿布の貼り方
仕事や日常のさまざまな動作で負担がかかりやすいのが手首です。
この場所に湿布を貼る際には、痛みの中心を覆うようにしながら、動きを制限しないようにすることが大切と言えます。
温湿布や冷湿布のどちらが適しているかを自分の状態に応じて判断し、伸縮性のある湿布を選ぶことで、手首の動きに対応できる柔軟なサポートが得られるでしょう。
必要に応じてサポーターを併用すれば、、手首が固定され、より負担を軽減できるのではないでしょうか。
指の腱鞘炎に最適な湿布の貼り方
指は日常的な作業で酷使されるため、親指や人差し指に腱鞘炎が起こりやすいです。
そのため、適切なサイズの湿布を選び、指の関節にしっかりとフィットさせることが重要となります。
指を動かしても剥がれにくいよう、湿布を密着させるように貼るのはもちろん、手のひら側にも貼り付けることで、広範囲にカバーし、痛みを和らげるのが良いでしょう。
肘の腱鞘炎に最適な湿布の貼り方
肘の腱鞘炎はスポーツや長時間のデスクワークの結果として生じることが多いです。
この部位には、十分なサイズの湿布を肘の外側に貼り、患部全体をしっかりと包み込むようにするのが良いでしょう。
動きやすさを考慮し、伸縮性のある服用薬と組み合わせると、腱鞘炎の症状をさらに効果的に抑制できます。
なお、湿布を貼る前には患部を清潔に保ち、タオルで優しく拭き取ることをおすすめします。
これにより、湿布がより長く密着し、効果を長持ちさせることが可能です。
肩やその他の関節の腱鞘炎の対策
ここでは、肩やその他の関節の腱鞘炎の対策について見ていきましょう。
肩周りの腱鞘炎にはどう湿布を活用するか
肩回りの腱鞘炎は、重いものの持ち運びや不適切な姿勢によってかかる負担が、要因とされています。
肩に湿布を貼る際には、肩甲骨周辺から肩関節周囲筋にかけて広範囲に貼ることで、効果的にカバーするのが良いです。
広範囲を覆うことで湿布がずれにくく、肩全体に効果を発揮できるため、痛みのあるところとその周辺を覆うようにするのが良いでしょう。
加えて、サポーターを併用することで、肩の動きを安定させ、痛みを軽減可能です。。
肩のサポーターは、日常の動きやスポーツ活動中に肩をサポートし、さらなる負担を軽減する助けとなります。
湿布を効果的に使うためのポイント
ここでは、湿布を効果的に使うためのポイントについて見ていきましょう。
患部を清潔に保つ
湿布を貼る前には、患部を清潔に保つことが重要です。
湿布を貼り付ける部分の皮膚が汚れていると、湿布の効果が減少してしまうため、ぬるま湯を使用して患部を優しく洗い、タオルで水分を拭き取ることが推奨されます。
これにより、湿布の粘着力が向上し、皮膚にしっかりと密着し、湿布が持つ効果を最大限に引き出すことが可能となるでしょう。
また、エステ的なマッサージを加えることで血行が促進され、湿布の効能がさらに高まるとされているので、積極的に取り入れてみてください。
サポーターと併用する
湿布とサポーターの併用も非常に効果的な方法です。
特に動きが多い手首や指、そして肘においては、湿布とサポーターを組み合わせることで、関節の安定性を高め、余計な動きが原因となる痛みを軽減できます。
サポーターは湿布の固定を助け、剥がれにくくなる役割も果たしているため、よく外れてしまう人に良いでしょう。
ただし、気温や環境によっては、サポーターの締め付けが強すぎると逆に肌に負担をかける可能性がありますので、適度に調整しながらの使用が望ましいです。また、湿布は直接的な冷却作用や温熱作用を持たないため、皮膚の状態を観察しながら貼り換えのタイミングを判断することが求められます。
そのため、夜間寝る前と朝起きたときの2回固定させるなど、湿布の効果が途切れないような工夫も求められるでしょう。
腱鞘炎による痛みの総合対策
最後に、腱鞘炎による痛みの総合対策について見ていきましょう。
安静にすることの重要性
腱鞘炎を治すためには、安静が不可欠です。
炎症がひどい時期は無理な動作を避け、患部を休ませることが回復への近道となります。
必要であればサポーターやテーピングを利用して動きを制限しましょう。
安静を保つことで炎症が緩和され、次第に回復へと向かうでしょう。
ストレッチで症状を和らげる
適度なストレッチも、症状緩和に役立ちます。
ストレッチを行う際は無理のない範囲で行い、筋肉をほぐすことから始めましょう。
主なストレッチとしては、次のようなものがおすすめです。
指のストレッチ
指のストレッチでは、親指や小指を一本ずつ優しく伸ばし、指全体の柔軟性を高めます。
指は体の中で最も酷使する部位の1つだけに凝り固まっている可能性があるため、血流を促進するようにゆっくりと伸ばしてあげるのが良いです。
手首のストレッチ
手首のストレッチでは、手のひらを胸の前で合わせ、肘を張ってゆっくりと押し合うようにすると良いです。
このとき、呼吸を深く行うことで、リラックス効果も期待できます。
ツボ押しで緩和する方法
ツボ押しは、古くから行われている方法で、腱鞘炎による痛みを和らげるのに効果的です。
代表的なツボとしては、以下のようなものがあります。
陽渓(ようけい)のツボ
陽渓は手首の側面、親指側の付け根あたりにあります。
腕の緊張を和らげ、手首の動きをスムーズにする手助けになるツボです。
親指を使って心地よい圧力で押し、3秒間キープしたのちにゆっくりと力を抜くことを繰り返すだけで痛みを和らげることに繋がるでしょう。
大陵(だいりょう)のツボ
大陵は手のひらの内側、手首のすぐ上に位置するツボです。
手の緊張を緩めるのに大変有用で、手の炎症を軽減すると言われています。
軽く円を描くように揉むことで、血流を促進し痛みを和らげられるので、痛みを感じる場合は積極的に押してみましょう。
整形外科での治療も検討
症状が長引く場合や痛みが強い場合は、早めに整形外科での診察をおすすめします。
専門的な治療やより高度なケアを受けることで、腱鞘炎の改善を早めることが可能です。
適切な診断を受けて必要な治療法を選ぶことが解決に繋がるため、我慢するのではなく早期発見・早期治療を意識するのが良いでしょう。
まとめ
腱鞘炎は特に日常生活で頻繁に使う手首や指、肘、そして肩などに発症しやすく、適切な対策が求められます。
湿布を使用する際には、まず患部を清潔にし、ストレッチやツボ押しなどの方法を組み合わせるのが有用です。
湿布の種類や貼る部位によっても効果が異なるため、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切と言えるでしょう。
また、湿布だけに頼らず、他のケア方法やプロの診断・治療を受けることも検討してみてください。
特に整形外科での診断は、症状の正確な把握とそれに基づく適切な治療を提供してくれるため、困ったらプロに相談するのがおすすめです。
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